無料レンタルサーバー

レンタルサーバの利用方法とファイルの種類

サーバとは、ネットワークでつながっているコンピュータ間で、データ、アプリケーション、周辺機器などを共有するためのコンピュータの事です。
サーバというと、一昔前は個人には関係のない特別なものという印象が有りましたし、実際に大規模事業所や通信事業者等が使用していた高価なものでした。
しかし、昨今ではレンタルサーバの数多い運用業者も現れ、サーバの種類も使い方も豊富になり、それぞれの用途や予算に合わせた選択も出来るようになり、個人的にも自由に使用できるようになりました。
サーバの使い方としては、作成したホームページを、ウェブ上にアップし、誰でもいつでも見れるようにする他に、１台のプリンターを複数台で使用できるようにする事や複数のパソコンのデータを一台にまとめて、皆が使えるようにすること、または大切なデータのバックアップを取るといった使い方も出来るのです。
レンタルサーバなら事務所や家庭にも気軽に導入出来るようになりました。老若男女その気になれば、誰でも活用して頂けるようになりました。まだ使用されていない方には、ぜひ活用して頂きたいです。
サーバの種類も豊富になりました。どんなサーバが有り、どんな使い方をしているのか見てみましょう。

◆ファイルサーバ
ネットワークにつながっていれば、複数のパソコンのファイルやデータを共有する事が出来ます。複数台のパソコンで運用されていて、常に更新されているデータやファイルが、共有する事でどのパソコンで確認しても常に同じ状態が保たれています。

◆アプリケーションサーバ
クライアント・サーバ・システムにおいて、ユーザが利用するWebブラウザーなどを通じて、データベースなどの業務処理を行う機能を持つサーバ

◆メールサーバ
ネットワークでつながっているパソコン同士のメールの送受信を行います。

◆ウェブサーバ
インターネットを介してウェブサイトで公開されている情報を送受信できます。このほかにもバックアップようになどデータも格納できます。

◆データベースサーバ
顧客情報や販売データなどの大きなデータを保存しておき、複数のパソコンからでも見れるように管理できます。

◆プリンタサーバ
パソコンに１台ずつプリンタをつながなくても、ネットワークを構築してプリンタを共有できます。

◆メディアサーバ
一台のメディア機器を、ネットワーク上で複数のパソコンで共有できるように管理します。

【レンタルサーバーを利用する時の注意点】
レンタルサーバの利用方法としては、ホームページを開設する時に、レンタルスペースとしてサーバを借りるというのが一般に考えられている事だと思います。
その他にも、ネットショップを開きたい、掲示板機能を使っって多くの仲間とのコミュニティーサイトを作りたい、企業内での情報などの共有を図るためグループウェアを導入する等々、さまざまな利用方法があります。
ホームページを公開するためには、レンタルスペースを提供しているレンタルサーバ事業者が数多く有りますが、そのレンタルサーバ事業者を分けると、以下のように、大きく３つに分けられると思います。

A：あなたが契約しているプロバイダーのサービスとして、ディスクスペースを提供している事業者
B:無料でディスクスペースを提供している事業者
C:有料でディスクスペースをレンタルしている事業者

Aのプロバイダーのサービスとして、提供しているディスクスペースは、かなり少ないですし、商用には利用出来ません。もちろんアフィリエイトも利用できないところがほとんどでしょう。
Bの無料でスペースを貸し出ししているサーバは、あなたのホームページに勝手に広告が表示されますので、あなたが望むホームページのイメージが崩れてしまうかもしれません。
Cの有料レンタルについては、有料なだけに無料には無い利点がたくさん有りますが、その中にも使い勝手や機能、サポート体制、利用料などいろいろな違いが有りますので、あなたに合ったレンタルサーバを選択して下さい。
特に注意したい事と言えば、サポート体制についてですが、電話サポートは必須ですね。メールだけの対応しか出来ないサーバ事業者も多いですので、しっかりと確認しましょう。
メールのみのサポートになりますと、緊急を要する時は、役立ちませんし、たとえ緊急でない場合でも、返事が数日掛かるサーバ事業者もいます。返事が来るまで、作業が出来ないこともありますので、メールによるサポートでも翌日には返事が来るようなサーバ事業者を探したいものです。
次に大事なことは、稼働率（安定性）です。障害が起きてサーバが止まってしまった場合、その間はあなたのホームページにユーザーが訪問したとしても、あなたのホームページを表示させることが出来ず、ビジネスチャンスを逃してしまいます。