デジタルカメラやビデオが普及するにつれて動画や画像の大容量ファイルを取り扱う機会が増えてきました。しかし、メールで大容量ファイルを送るには、送信側と受信側の両方で環境が整っていないと送ることができません。特に、一度に多くの人に送る場合、大容量ファイルが受信できる環境かどうか確かめるのはとても手間がかかります。そんなときは、オンラインストレージサービスを利用することをオススメします。
オンラインストレージサービスとはインターネット上のサーバにファイルを保管しておけるサービスです。無料のオンラインストレージサービスは、保管できる期間や容量に制限があります。有料のオプションを設定すると保管できるファイルの期限が伸びたりファイルの容量を増やすことができます。
1.オンラインストレージサービスの主な用途
★メールで送れない大容量のファイルを送りたいとき
★大容量ファイルの一時保管
2.メリット
★インターネットが使える環境なら、面倒な手続きも不要です。
★専用のソフトが必要なことは少なく、InternetExploreやFireFox等のブラウザーがあればOKです。
3.デメリット
★保管したファイルの漏洩が心配される。
★ファイルが消失しても保証がない。
★ファイルを保管しているサーバのダウンでファイルが取り出せないことがある。
オンラインサービスを提供しているホームページにより若干の差異はありますが、おおよそ以下のような流れで相手に大容量ファイルを渡すことができます。
1.会員登録
ID・パスワード、メールアドレスなどの登録を行います。会員登録なしで使えるサービスもあります。
2.ファイルのアップロード
ファイルをサーバへ保管します。
3.ダウンロード用のURLの発行
ファイルの保管が完了すると、URLが自動的に発行されます。
4.ファイルのダウンロード
ダウンロード用のURLをファイルを渡したい相手に送信します。送られてきたメールのURLをブラウザへ入力すると保管してあるファイルがダウンロードできます。
ここ最近パソコンや携帯電話、ビデオカメラなどのハードウェアが高性能化してきたと共にそれらのデータであるファイルサイズが大きくなってきました。
友人などにデジカメで撮影した写真をメールで送信しようとしてもファイルサイズが大きいため、送信できずにせっかく綺麗に撮れた写真を小さくして送信することもあるはずです。
そんな時に便利なのがオンラインストレージサービスです。
オンラインストレージサービスとはインターネット上のサーバ機にファイルを保存して、そのファイルを必要としている人が必要な時にそのサーバからファイルをダウンロードするサービスです。
メールの場合、メールと共にファイルを相手側のメールサーバへ送信してしまうため、容量がないメールサーバの場合、メールを受信してくれません。その点、オンラインストレージサービスの場合はほとんどの場合大容量の保存スペースが用意されているので、気兼ねなく大容量のファイルを送信することができます。受信する相手も、準備できた段階でダウンロードすればいいので、気楽に使用することができます。
今、オンラインストレージは数多く存在していますが、その中でも国内の無料で使用できるオンラインストレージを下記に紹介します。
★FILEBANK (MAX100GB)
以前は3日間に1回のログインが必要でしたが、大幅リニューアル。
桁違いの容量サービス!
★宅ふぁいる便 (MAX50MB)
比較的前からあるガス屋さんのオンラインストレージ
★FileTruck (MAX1GB)
最近できたオンラインストレージサービス。まだベータ版。
★Yahoo!ブリーフケース (MAX300MB)
Yahoo!Japanが提供しているオンラインストレージサービス
★デジタルトランク (MAX10MB)
10MB以上は有料
★WebFile (MAX100MB)
有料でその他のサービスあり。
★おくりん坊 (MAX250MB)
★データ便 (MAX100MB)
★Filey! (MAX500MB)